base64エンコード /デコード

Base64 エンコード/デコードとは？

Base64 エンコード/デコードとは、バイナリデータを ASCII 文字のみを使用してテキスト文字列にエンコードする手法である Base64 形式 との間でデータを変換するプロセスを指します。

• エンコードとは、生のバイナリまたはテキストデータを Base64 エンコードされた文字列に変換するプロセスです。

• デコードとは、このプロセスを逆に実行し、Base64 文字列を元のバイナリまたはテキスト形式に戻します。

Base64 は、64 文字セット（A～Z、a～z、0～9、+、/）を使用してデータを表すため、テキストベースのプロトコルを介して安全に転送できます。

Base64 エンコード/デコードを使用する理由

• テキストセーフなデータ転送：画像、PDF、ファイルなどのバイナリデータを、メールや JSON などのテキストのみを扱うプロトコルを介して安全に転送できます。

• データの埋め込み：画像などのバイナリファイルを、別のファイルを必要とせずに HTML、CSS、または XML に埋め込みます。

• データ破損の回避：ネットワークまたはファイル転送中の文字エンコードの問題によるデータの損失や破損を防ぎます。

• セキュリティ難読化（軽量）：安全な暗号化ではありませんが、データを可逆的に難読化します。

Base64 エンコード/デコードの使い方

1. エンコード:

   • テキスト文字列またはバイナリファイルを入力します。

   • エンコーダーはそれを Base64 文字列に変換します。

   • 例: Hello は SGVsbG8= になります。

2. デコード:

   • Base64 文字列を入力します。

   • デコーダーはそれを元の形式に戻します。

これは以下の方法で実行できます。

• オンライン Base64 ツール

• プログラミングライブラリ（Python の base64、JavaScript の atob()/btoa()）

Base64 エンコード/デコードを使用するタイミング

• データ URI を使用して Web ページに小さな画像やファイルを埋め込む場合

• テキストのみのチャネル（メール、JSON API など）を介してバイナリデータを転送する場合

• バイナリデータを XML または JSON ドキュメントに保存する場合

• 機密データを表示用に難読化する場合（注：安全な暗号化ではありません）